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米国務省、台湾向けハープーン沿岸防衛システムのFMS承認
システム最大100基、ミサイル最大400基で約23億ドル
米国務省は10月26日(米ワシントン現地時間)、台湾(正式には台北経済・文化代表事務所:TECRO)向けハープーン沿岸防衛システム(HCDS)と関連機器の有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり総額は23億7000万ドルで、国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日、議会に要求承認を通告した。
今回のFMS内容としては、最大100基のハープーン沿岸防衛システム(HCDS)、最大400基の地上発射型RGM-84L-4ハープーンブロックIIミサイル、4基のRTM-84L-4ハープーンブロックII訓練ミサイル、411個のコンテナ、100両のHCDSランチャー輸送ユニット、25両のレーダー車のほか、各種支援機器、修理・補用部品、ロジスティクスサービスなどを含んでいる。DSCAは今回のFMSにより、「受領相手は海上侵攻や沿岸封鎖、水陸両用戦に対して抑止若しくは対抗が可能となる」と述べている。・・・
※写真=地上発射型のハープーンミサイル(提供:ボーイング)