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2020.10.30

WING

エアバス第3四半期、連結純損失7億6700万ユーロ

フォーリCEO、「現金流出に歯止め」

 エアバスは10月29日(アムステルダム現地時間)、2020年第3四半期業績を発表した。それによると、連結の第3四半期(7-9月)純損失が7億6700万ユーロ(前年同期:9億8900万ユーロ)だったことを明らかにした。売上高も27%減少した112億1300万ユーロへと大幅に縮小しており、EBIT調整後の営業利益は49%減少した8億2000万ユーロに留まった。
 1月から9月までの累計期間でみると、売上高は35%減少した301億6100万ユーロに縮小しており、民間航空機の引き渡し数が前年同期比約40%減少したことなどが影響した。
 そうしたなかエアバスのギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は「2020年は9ヵ月が経過して、我々は新しい市場環境に事業を適応するべく前進していることを確認することができる」とし、「想定以上に航空輸送の回復が遅れているにもかかわらず、・・・

 

※写真=エアバスが第3四半期の業績を発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた。ただ、フォーリCEOは現金流出が止めることに成功したとして、コロナ禍対策の進展を強調した