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F-X開発の情報提供企業、情報提供書提出は3社
BAE、ボーイング、ロッキードが提出、開発統括サポート
岸信夫防衛大臣は11月4日の閣議後会見で、次期戦闘機(F-X)開発で募集していた海外企業からの情報提供について、BAE、ボーイング、ロッキード・マーティンの3社から情報提供書の提出を受けたことを空かした。防衛省は、F-X開発を担当するインテグレーション企業の募集と同時期に、情報提供可能な海外企業の募集も開始。このとき7社から意思表明を受けており、4社が情報提供を断念したと見られる。この3社の情報から今後、海外パートナー選定や、開発体制などの方針を決めていくことになる。
この3社は最終的に1社へ絞られていく予定で、残った企業がインテグレーション支援を行うことになる。このほどF-Xの開発担当となった三菱重工業は、かつてF-2開発を担当し、十分な実績を備えている。しかし、近年の戦闘機開発は、搭載する電子機器がより高度な機体制御を行う。・・・