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2020.11.04

WING

JALグループ沖縄線、上期旅客数は前年比67.8%減の116万人

利用率は39.2ポイント減の40.9%に

 日本航空(JAL)グループは10月28日、2020年上半期(2020年4月から9月)の輸送実績を発表した。それによるとJAL、日本トランスオーシャン航空(JTA)、日本エアコミューター(JAC)、琉球エアコミューター(RAC)の4社の運航を合計した旅客数は前年比67.8%減の116万842人、座席提供数は前年比36.9%減の284万339席、利用率は前年比39.2ポイント減の40.9%となった。
 期間中は新型コロナウイルス感染症の影響により県外線を中心に需要が大きく低迷、政府の緊急事態宣言解除後も、沖縄県内の新規感染者数増大を受けて玉城デニー沖縄県知事が沖縄県独自の緊急事態宣言を発出して、県民・県外者に不要不急の往来自粛を要請するなど、前例がない程極めて厳しい状況だった2020年上半期。それでも県内青果輸送のための臨時貨物便運航や県内離島線の運航維持など、ライフラインとしての航空機運航に務めた。
 各社別にみると、JAL沖縄関連の那覇-羽田、伊丹、中部の各線利用は、・・・