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2018.07.13

WING

ボーイング、特殊作戦用チヌークを4機契約

ブロックII能力向上を最初に適用、2020年末納入へ

 

 ボーイングは7月11日、米陸軍特殊作戦軍団に納入するMH-47Gチヌーク・ヘリコプター4機を1億3980万ドルで受注したことを明らかにした。納期は2020年末で、ブロックII能力向上を適用された最初の機体となる予定だ。
 米陸軍は既に69機のMH-47G特殊作戦用ヘリを保有している。ボーイングでは米陸軍のCH-47Fチヌーク輸送ヘリ向けのブロックII能力向上形態を開発しており、並行してMH-47Gの能力向上も行う。このため今回受注した新規製造のMH-47GからブロックIIを適用し、CH-47Fより先に完成する予定。

 

※写真=MH-47G特殊部隊用チヌーク・ヘリコプター(提供:ボーイング)