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ノースロップと米陸軍、改良型JTAGSを韓国に配備
日本なども配備済み、近代化第1段階を完了
ノースロップ・グラマンと米陸軍は11月2日(韓国・米国現地時間)、改良型統合戦術ステーション(JTAGS)を韓国に配備し、戦場認識能力とミサイル防衛を強化したと発表した。
JTAGSは、早期警戒衛星であるDSP衛星やSBIRS衛星、次世代早期警戒衛星のOPIR衛星群から直接送られてくるデータを受信・処理し、複数の通信ネットワークを介して弾道ミサイルの発射や戦術的兆候をほぼリアルタイムで警報および警告情報を戦域全体に発信するシステムとなっている。
ノースロップ・グラマンと米陸軍ではJTAGS近代化プログラムを進めており、この近代化プログラムの第1段階として、JTAGSブロックIIを日本、カタール、イタリア、そして韓国に配備。ハードウェアとソフトウェア、通信システムを更新し、サイバーセキュリティとインターフェースの強化を行ったとしている。・・・
※写真=ノースロップ・グラマンと米陸軍は統合戦術ステーション(JTAGS)を韓国に配備し、近代化プログラム第1段階を完了した(提供:ノースロップ・グラマン)
※写真=近代化プログラム第1段階は、JTAGSブロックIIを日本、カタール、イタリア、そして韓国に配備。システムの更新やサイバーセキュリティなどの強化を行ったという(提供:ノースロップ・グラマン)