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2020.11.09

WING

JAXA、美星スペースガードセンターでリュウグウ観測

12月末には地球から約900万kmまで接近

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、岡山県井原市のJAXA美星スペースガードセンターにおいて、「はやぶさ2」が探査した小惑星「Ryugu」(リュウグウ)の観測に成功した。JAXAによれば「リュウグウ」は現在、地球に接近してきているとのことで、12月末には地球から約900万kmの距離に最接近し、その後、地球から離れていくという。
 JAXA美星スペースガードセンターは、去る11月4日18時16分から38分にかけて、同センターが有する口径50センチの望遠鏡で「リュウグウ」の観測に成功。その際、「リュウグウ」は16.7等程度の明るさだったという。
 ちなみに「リュウグウ」を探査した「はやぶさ2」は、昨年11月にリュウグウを出発し、地球へ向けて順調に航行中だ。今年12月6日には、再突入カプセルが地球に帰還する予定だ。・・・