★菅首相、感染拡大防止と経済社会活動を両立

　新型コロナウイルス再拡大も経済対策を継続

　菅義偉首相は11月10日、首相官邸で第45回新型コロナウイルス感染症対策本部を開催し、新型コロナウイルスの感染が三度拡大していることについて、「各大臣はこの冬に備え、これまでの感染拡大への対応で得られた科学的な知見を活かしつつ、引き続き、感染拡大の防止と社会経済活動の両立に向け、これらの対策に全力で当たってほしい」と述べ、Go Toトラベル事業の促進、国際往来の再開などの需要喚起、経済対策を継続して進めていく方針を示した。
　菅首相は「新型コロナウイルスの感染状況については、新規陽性者数が1000人を超える日も度々あり、最大限の警戒感を持って対処する必要がある」とし、「感染が増加している地域は、大規模・集中的な検査の実施や、クラスター対策の専門家の派遣、保健師の広域的な派遣調整など、政府として自治体の感染拡大防止に向けた取組をしっかり支援していく」と感染防止対策に全力を傾注することを強調した。

※写真＝新型コロナウイルス感染症対策本部で方針を語る菅義偉首相（首相官邸ウェブサイトから）