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2020.11.13

WING

ノースロップ、NAGSF向けRQ-4D最終機を納入

 ノースロップ・グラマンは11月12日(イタリア現地時間)、5機目となる北大西洋条約機構(NATO)の同盟地上監視部隊(NAGSF)向けRQ-4Dフェニックスを納入したと発表した。
 今回納入した機体はNAGSF向け最終機で、11月11日に米カリフォルニア州・パームデールを飛び立ち、約20時間にわたる無着陸大西洋横断飛行を経た11月12日にイタリア・シゴネラ空軍基地に到着したとのこと。
 ノースロップ・グラマンは、「機体の納入は完了したが、今後もNAGSFへの地上監視システム(AGS)の引き渡しが完了するまで作業を継続する」とし、「NATO AGSシステムの引き渡しが完了すれば、平時および紛争時における地上部隊や民間人および国境の保護任務や、自然災害時の人道的任務支援における大きな柔軟性および冗長性をNATO司令官は持つことになる」と語っている。・・・

 

※写真=ノースロップ・グラマンはNAGSF向けのRQ-4Dフェニックス最終機を納入した。これでNAGSFは計画の5機体制が整うことになる(提供:ノースロップ・グラマン)