記事検索はこちらで→
2020.11.16

WING

陸自、日米共同方面指揮所演習YS-79の概要発表

米軍主力は米本土から参加、来日人数は極小に

 陸上幕僚監部は11月13日、「令和2年(2020年)度日米共同方面隊指揮所演習(日本)(YS-79)」(通称:ヤマサクラ)を12月2日から15日までの間、参加部隊などが所在する健軍駐屯地、朝霞駐屯地、キャンプ・コートニーなどで実施すると発表した。コロナ禍において自衛隊と外国軍との共同訓練を行うことが難しい状況であるが、日米間のテレビ会議を最大限活用するかたちで演習を実施し、陸上自衛隊と米陸軍などとの連携を引き続き強化する。
 今回のYS-79(日本)では、自衛隊では陸上幕僚長の湯浅悟郎陸将を統裁官に、西部方面総監の竹本竜司陸将を演習部隊長として、陸上幕僚監部、陸上総隊、西部方面隊、教育訓練研究本部、統合幕僚監部、海上自衛隊、航空自衛隊などから約4000名が参加。米軍からは、太平洋陸軍司令官ポール・J.・ラカメラ陸軍大将を統裁官に、第1軍団長のランディ・ジョージ陸軍中将を演習部隊長として、太平洋陸軍司令部、在日米陸軍司令部、太平洋陸軍第1軍団、太平洋海兵隊第3海兵機動展開旅団(IIIMEB)などから約1000名が参加することとなっている。ちなみに、昨年のYS-77では自衛隊から約5000名、米軍からは約1600名が参加したところ。・・・