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日米合同委、施設使用など8件合意、YS実施で3件
演習のため共同使用、ハンセンで返還・追加提供など
日米合同委員会はこのほど、8件の自衛隊施設および在日米軍施設について、共同演習実施のための共同使用や、整備施設の提供などを合意した。そのうち3件は、日米共同方面隊指揮所演習(YS-79)を行うため、陸上自衛隊施設や在日米軍施設の使用をそれぞれ認めるものとなった。また、沖縄県のキャンプ・ハンセンでは、道路工事に伴って、一部土地の返還・追加提供を承認した。
東京都・埼玉県の陸上自衛隊朝霞駐屯地では、日米共同方面隊指揮所演習を行うため、11月21日から12月20日に米陸軍が建物など使用することを認めた。認可した建物は3棟で、約1万2000平方メートルになる。定着物および設置物や、関連備品を含む工作物も使用可能とした。・・・
※図1=日米共同方面隊指揮所演習のため、それぞれ一部土地の使用などを承認した。左上から朝霞駐屯地、健軍駐屯地、下がキャンプ・コートニー(提供:防衛省)
※図2=キャンプ・ハンセンでは道路の整備に関連して、一部土地の返還と追加提供を行う(提供:防衛省)