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MBDA、仏陸軍ティーガー攻撃ヘリ用AGM開発へ
仏軍はミサイル500基調達、2028年から受領開始
フランス装備総局(DGA)は去る11月13日(仏ブールジュ現地時間)、フロランス・パルリ軍事大臣がブ—ルジュに所在するMBDAの拠点を訪問した際に、新たな空対地ミサイル(AGM)「MHT(Missile Haut de Trame)」の開発プログラムを開始し、MBDAが開発を担当すると発表した。
この新型ミサイルは仏陸軍が装備するティーガー攻撃ヘリコプター向けのミサイルで、仏陸軍が既に装備している地上発射型中距離ミサイル「MMP(Missile Moyenne Portee)」をベースとして開発する。パルリ軍事大臣は、このMHTミサイルを2028年から受領していくこと、500基のミサイルと訓練シミュレーターや訓練用ミサイルを取得することを明らかにしている。
※画像=MBDAはティーガー攻撃ヘリ用ミサイルを開発する(提供:MBDA)