スターアライアンス、生体認証技術で非接触プラットフォーム

　ルフトハンザとスイス航空の一部便で11月中にも開始

　スターアライアンスは11月17日（ミュンヘン現地時間）、生体認証技術を使った空港手続きの非接触化のプラットフォーム「スターアライアンス・バイオメトリクス」を開発したことを発表した。11月中にもスターアライアンスメンバーのルフトハンザ航空およびスイス航空の一部便で同プラットフォームの運用をスタートする予定にあるとのことで、フランクフルト空港とミュンヘン空港に員フラを整備する。
　ルフトハンザ航空およびスイス航空のマイレージ会員がバイオメトリクスを利用した場合、保安検査場や搭乗ゲートをタッチレス（非接触）で通過することができるとし、新型コロナウイルスの感染拡大防止に重要な安全と衛生管理の実現が可能となるとしている。さらに空港におけるマスク着用を順守するため、マスクを着用した状態でも認証することができるようにした。

　NECのバイオメトリクスとID管理ソフト活用
　一度登録すれば導入空港などで利用可能に

※写真＝スターアライアンスは生体認証技術を使った空港手続きの非接触化のプラットフォーム「スターアライアンス・バイオメトリクス」を開発。メンバーのルフトハンザ航空とスイス航空が利用するフランクフルト空港とミュンヘン空港で今月中にも運用を開始する（提供：スターアライアンス）