WING
米海兵隊バーガー大将、菅総理表敬で日米連携重視
東・南シナ海に深刻な懸念、安定駐留で地元協力
米海兵隊総司令官のデビッド・バーガー大将は11月18日、菅義偉内閣総理大臣および岸信夫防衛大臣を表敬訪問し、日米安保および防衛協力、地域情勢について意見交換した。日米双方では、東シナ海および南シナ海で展開される一方的な現状変更の試みに対して、深刻な懸念と強い反対の意を表明。中国の行動を容認しない姿勢を改めて強調した。日米で引き続き、緊密に連携していくことを確認した。
表敬を受けた菅総理は、バーガー総司令官へ「史上かつてなく強固な日米同盟の抑止力・対処力の強化、そして『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、日米で引き続き連携と協力を深めたい」と述べた。これにバーガー総司令官は、「地域の安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の抑止力の維持に向け、変革を進め、一つのチームとして取り組んでいきたい」と返答した。・・・
※写真=菅総理は米海兵隊のバーガー総司令官の表敬を受け、日米の連携の重要性を改めて確認した(提供:首相官邸)