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2020.11.19

WING

大阪府、空飛ぶ車実用化へラウンドテーブル設置

社会受容性は政治が責任持ってリード

 大阪府の吉村洋文知事は11月17日、2023年度の空飛ぶクルマ実用化に向け、「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」の設立を宣言した。同ラウンドテーブルには空飛ぶクルマを開発中のSkyDriveも参画するなど、空飛ぶクルマという新たなモビリティの社会実装に向けた大阪府の取り組みを加速していく。
 ラウンドテーブルの設立にあたって吉村知事は、「大阪、とくにベイエリアは地政学的にも、経済拠点としても、空飛ぶクルマ事業に適している」とコメント。いずれは市街地上空を飛び回ることになるであろう空飛ぶクルマについては、社会受容性が大きなキーワードとなるが、吉村知事は「社会受容性に関して、我々政治が責任を持ってリードする。SkyDrive社は機体開発に責任を持って欲しい」と話すなど、政治が主導して空飛ぶクルマの社会受容性を高めていくことにも言及した。

 

※写真=大阪府が空飛ぶクルマ社会実装に向けてラウンドテーブルを設置(提供:SkyDrive)