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エアバス、スターラックスからA350を計17機受注
台湾・新興キャリアが長距離線機材に
【英国ファンボロー:伊藤学】エアバスは7月16日(英国ファンボロー現地時間)、台湾に拠点を置くスターラックスとの間で、A350XWBを17機受注する覚書(MoU)を交わした。17機の内訳はA350-1000型機が12機、A350-900型機が5機。
スターラックスは前エバー航空会長のChang Kuo-Wei氏が今年5月に設立した新興エアライン。アジア域内はもちろんのこと、長距離線として北米市場などを狙う。2020年初頭にも近距離線から運航を開始する計画で、まずは台北と東南アジア、北東アジア地域などを結び、2022年初頭から長距離線の運航開始を目指している。
※写真=サインするエアバスのエリック・シュルツCOO(左)とスターラックスのChang Kuo-Wei氏