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JAL、陸輸と一貫した空輸新サービス12月開始へ
ルーフィとの提携で「ハコJET」提供、最速当日配送
日本航空(JAL)は11月24日、配送・宅配事業を行うルーフィ(東京都中央区、渡辺泰章社長)との業務提携を発表し、国内主要7空港と全国陸路をつなぐ空・陸一貫の新配送サービス「ハコJET」の提供開始を決定した。このサービスは12月1日から開始することになり、遠距離でも時間指定で3温度帯の最速当日配送を可能とする。要件によって、航空便利用または陸輸のみか選択可能だ。
両者の業務提携により「ハコJET」のサービスは、ルーフィが運営するビジネス便特化の配送マッチングシステム「ハコブリッジ」の一機能として提供する。同サービスでは、これまで空輸利用の場合、発送元が空港までの陸輸と、空輸後の空港から配送先までの陸輸を手配する必要があったが、その手間を省くことができる。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯での配送が可能で、遠距離での時間指定および最速当日配送を実現する。対象となる空港は、新千歳、羽田、成田、伊丹、関西、福岡、那覇の7空港。配送元は、早い輸送あるいは価格優位性など、要件を考慮し輸送ルートを選択できる。・・・
※ハコブリッジURL
https://www.hako-bridge.jp/
※図=ハコJETの利用イメージ(提供:JAL)