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米空挺隊員がJMR-TDプログラム設計開発に協力
V-280を見学、意見を設計にフィードバック
米陸軍は11月23日(テキサス州現地時間)、陸軍の統合多用途技術概念実証(JMR-TD)プログラムにおいて、米陸軍第101空挺師団の兵士達が「ソルジャー・タッチポイント」に参加したと発表した。
米陸軍将来コマンドが呼称する「ソルジャー・タッチポイント」とは、設計プロセスの早い段階で兵士達からのフィードバックを得ることで設計要件を正しく把握するために実施しているもので、米陸軍将来コマンドは「兵士中心設計」を陸軍近代化に取り組むための重要要素に位置づけている。
JMR-TDプログラムにおける「ソルジャー・タッチポイント」は、これまでにもパイロットやクルーチーフ、整備士を中心に行ってきたが、搭乗することになる小銃分隊を対象とするのは初めてとのこと。ちなみに、米陸軍では今後、JMR-TDプログラムでシコルスキー・ボーイングチームが開発しているSB-1デファイアントでも「ソルジャー・タッチポイント」を予定しているという。
完全武装の小銃分隊が搭退場訓練
開発中のPDASも試し、好評得る
※写真=JMR-TDプログラムにおける「ソルジャー・タッチポイント」において、米空挺隊員がV-280を評価した(提供:米陸軍)
※写真=「ソルジャー・タッチポイント」は、これまでパイロットなどを中心に行ってきたが、小銃分隊を対象とするのは初めてという(提供:米陸軍)