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ソラシド中間決算、54億円の純損失に
コロナ影響で収入6割減、コスト削減も追い付かず
ソラシドエアが11月30日に発表した2021年3月期中間決算によれば、中間純損益が54億6600万円の赤字となった。営業収入は前年同期比61.9%減少した81億4400万円に留まり、損益面でも営業損益が67億8000万円の損失に、経常損益でも64億4500万円の損失を計上した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でソラシドエアの中間決算は厳しい数字ばかりが並んだ。ソラシドエアによれば、人の移動が激減したことにより、過去に経験したことのない甚大な影響を受け、極めて厳しい状況となったという。
そのため需要に応じて運休・減便を実施して運航変動費の抑制を図ったほか、雇用調整助成金を活用した単日休業制度の新設・継続運用など、事業継続に向けたコスト削減策を断行中だ。様々なコスト削減を展開した結果、事業費は23.9%減の134億6600万円に、販管費は33.9%減の14億5700万円に抑えたものの、収入の落ち込みが上回り、大幅な営業損失を計上する結果となった。・・・
※写真=ソラシドエアはコロナ影響で中間決算において54億円の純損失に