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2020.12.04

WING

ゼンリン、ドローンで農産物自動集荷・即売実証

生産者マップ活用でドローン集荷ルート設定

 ゼンリン、KDDIらは、生産者マップを活用してドローンによる農産物の自動集荷および道の駅における即売のサービス実証に成功した。この取り組みはほかに、イームズロボティクス、佐伯海産、佐伯市、そして大分県らが参画して、去る11月30日~12月2日にかけて行なったもの。生産者マップを活用してドローンの集荷ルートを設定し、即売するサービスの実証は日本国内で初めての試みとなった。
 大分県は、IoTやロボット、ドローン、アバターなどの先端技術を活用することで、地域課題の解決や、新しい産業分野に取り入れ、県内産業の振興を目指す「先端技術への挑戦」として、ドローン物流の社会実装を推進中だ。人口減少と高齢化が進み、高齢者の自動車運転免許返納などが社会的な課題になるなか、今回の実証の場である佐伯市においても、自動車が生活の足となっているものの、通院や買い物、コミュニティづくりにおける移動手段が地域課題になっているという。・・・