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航空座席供給量、年末向けて削減止まらず
OAG調べ、コロナ感染拡大で直前調整続く
年末年始の高需要期でもあるにも係わらず、世界の航空座席供給量減少が止まらない。英国でフライトステータスなどの情報を提供するOAGによれば、航空座席供給量は前週に比べて0.3%減少した5510万席となった。前週は5530万席だったことから結果からすれば微減だ。ただ、年末の高需要期に向けて残すところ後わずかという段階になっても、依然として座席供給量削減が続いている様相が、あらためて浮き彫りとなったかたちだ。
OAGのアナリストであるジョン・グラント氏は年末という高需要シーズンでの座席供給量削減の流れについて、「航空・旅行業界が直面する日々の課題を浮き彫りにするものだ」との見解を示した。
また、「7日前の予想では、今週供給される予定だった座席数は5650万席だった」と振り返りつつ、・・・
※写真=年末という高需要期まで残すところ後わずか。しかしながら座席供給量削減の流れは止まらない。写真は夏でも閑散だった成田空港の旅客ターミナル