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2020.12.09

WING

空自と米空軍が日米共同訓練、緊密な日米同盟PR

東シナ海や沖縄周辺で米B-1と戦闘機が編隊飛行

 航空自衛隊はこのほど、日米共同対処能力の向上と戦術技量の向上を図るため、米空軍との共同訓練を去る12月4日に実施したと発表した。日本海から東シナ海および沖縄周辺空域にかけて、航空自衛隊の戦闘機部隊と米空軍のB-1爆撃機1機が、編隊航法訓練を行った。
 空自と米空軍は、このところ頻繁に共同訓練を行っていて、近隣諸国へ緊密な日米同盟をアピールする。訓練を実施する東シナ海や沖縄周辺の空域などは、頻繁に中国機の接近を確認しており、一連の日米共同訓練は中国機による近隣空域の活発な活動を牽制するものと見られる。
 航空自衛隊から参加した部隊・戦闘機は、千歳基地第2航空団のF-15が4機、小松基地第6航空団のF-15が4機、築城基地第8航空団のF-2が4機、那覇基地第9航空団のF-15が4機だった。

 

※写真=米空軍B-1爆撃機と空自F-15による編隊航法訓練の様子(提供:航空自衛隊)