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エアバス、欧州将来戦闘機開発をスペインで主導
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ステルス領域主契約者に、実証機飛行は26年後半
エアバスは12月9日(スペイン・ヘタフェ現地時間)、フランス、ドイツ、そしてスペインが参画する欧州の将来戦闘機システム(FCAS)において、スペインで次世代戦闘機開発を主導し、とくにステルス領域の主契約者となったことを発表した。同日、スペインの産業界が欧州の将来戦闘機システム(FCAS)の実証フェーズに参画するべく、初期の枠組み契約を交わしたことで正式に決まった。
今回締結した契約は、将来戦闘機システムプログラムの実証機開発のほか、先端技術の成熟化などに関する初期作業をカバーするものだとしており、将来戦闘機の飛行試験については2026年後半にスタートすることを目指している。・・・
※写真=スペインでFCASの次世代戦闘機開発を主導。スペイン産業界と仏・独らが契約を交わした(提供:エアバス)