記事検索はこちらで→
2020.12.21

WING

岸防相、イージス搭載艦2隻建造を正式決定

艦艇の詳細は抑止力強化方針とともに棚上げ

 岸信夫防衛大臣は12月18日の閣議後会見で、「新たなミサイル防衛システムの整備等およびスタンド・オフ防衛能力の強化について」の閣議決定を発表した。これで正式にイージス・システム搭載艦2隻の整備を決定するとともに、新たなスタンド・オフ・ミサイルの開発に着手する。しかし一方で、新たに決定するとしてきた抑止力強化については、引き続き検討を継続。岸大臣は、防衛省として「イージス・システム搭載艦に係る運用構想の詳細、搭載機能、艦の設計、要員確保など、引き続き米政府、また日米の民間事業者を交えて、鋭意検討を進めていきたい」と述べた。
 岸大臣は、イージス・システム搭載艦2隻の整備決定を振り返ると、イージス・アショア構成品を洋上プラットフォームへ搭載するため「技術的実現性、また、導入コスト、規模感などを確認することができた」と説明。・・・

 

次期戦闘機、米・英と協力する協議継続