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2020.12.23

WING

中露が日本海から東シナ海まで共同哨戒飛行実施

2019年7月以来2回目、自衛隊機が緊急発進

 統合幕僚監部は12月22日、同日午前から午後にかけて、中国とロシアが日本海から東シナ海にわたる共同哨戒飛行を実施し、自衛隊機が緊急発進して対応したと発表した。中露爆撃機による共同哨戒飛行を公表したのは2019年7月23日以来、2度目とのこと。
 今回中露共同哨戒飛行を行ったのは、中国のH-6爆撃機4機とロシアのTu-95爆撃機2機。これに対し、自衛隊は航空自衛隊の中部、西部、南西の各航空方面隊の戦闘機が緊急発進して対応に当たった。この中露共同哨戒飛行において、中国機およびロシア機による領空侵犯行為や危険な行為はなかったとのこと。
 また、ロシア国防省は12月22日13時(ロシア現地時間)、両国国防省の共同発表として、ロシア航空宇宙軍と中国人民解放軍空軍がアジア太平洋地域で2回目となる長距離航空機による共同哨戒飛行を実施したと発表している。・・・

 

※画像=中露共同哨戒飛行の行動概要(提供:統合幕僚監部)

※写真=緊急発進した空自機から撮影した中露の爆撃機(提供:統合幕僚監部)

※写真=ロシアは撮影のためか、戦闘機を上げている。写真はロシア戦闘機から撮影したTu-95MS(提供:ロシア国防省)

 

※ロシア国防省は公式ツイッターで飛行の様子を動画で公開している
URL=https://twitter.com/mod_russia/status/1341343199382679554