19年度空港別収支、国管理24空港中11空港が赤字

合計の収益5199億円、感染症影響で収益減少

　国土交通省航空局発表の2019（令和元）年度空港別収支は、コンセッション空港を除く国管理空港および共用空港24空港の営業収益が前年度比4.7％減の5199億円で、営業利益が91.6％減の26億円、経常利益が36.1％減の561億円となって、営業によって得たキャッシュ・フロー（CF）を示すEBITDAでは19.3％減の966億円になった。航空系・非航空系事業を合わせたEBITDAを見ると、黒字となったのは12空港で、残りの11空港が赤字となった（民航利用のなかった千歳飛行場を除く）。
　国管理空港の営業収益は、・・・・・・・・・・・。