★エアトリ、渡航関連サービスを「ワンストップ」で提供

　王伸取締役COO、コロナ禍でPCR検査等も

　エアトリは提携するTケアクリニック浜松町でハワイや中国への渡航時に必要な陰性証明書を発行可能なPCR検査をこのほど開始したが、王伸取締役COOは本紙取材に対し、「いずれ海外旅行が解禁されると思うが、その際には間違いなくPCR検査の陰性証明や、もしかしたらワクチン接種も求められてくると思う」と見通した上で、「そうした時に、当社としてもただ航空券やホテルを販売するだけでなく、人の移動に関わる役割を担う旅行会社として、顧客がより安全・安心に渡航できるよう、ワクチン接種やPCR検査の案内などをワンストップで提供できるようなサービスを提供していきたい」との考えを示した。ワクチン接種に関しても、「政府の意向や各種規制があると思うが、我々旅行会社は顧客の入口の一つになっており、可能であれば提供できるようになればいいなと思っている」として、渡航関連の包括的なサービスを提供していきたい意向を示した。

　50カ国以上への渡航で使われる陰性証明発行
　PCRの多言語予約サイト開設、言語の壁解消
　自由診療PCR検査、医療機関か否かで異なる
　提携クリニックで来院、訪問、宅配検査実施
　海外渡航「2021年にかけて徐々に増加」予想
　ワクチンやPCRなど渡航に必要なインフラ整備

※写真＝エアトリは渡航関連サービスを「ワンストップ」で提供していきたい考えだ