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2020.12.25

WING

ボーイング、スーパーホーネットの「スキージャンプ」発艦実証

インド海軍空母のSTOBAR方式に対応可能

 ボーイングと米海軍は先ごろ、F/A-18スーパーホーネットが空母から航空機の発進に用いられる「スキージャンプ」ランプから発艦することが可能であることを初めて実証した。ボーイングは「スキージャンプ」からの発艦を成功したことによって、インド海軍が運用する空母に対するF/A-18スーパーホーネットの適合性を実証することに成功したとしている。
 インド海軍が開発を進めてきた国産空母「ヴィクラント」は、全長262.5メートルあって、「スキージャンプ」を備えている。
 そうしたなかボーイングと米海軍は、米国メリーランド州パチューセントリバー海軍航空基地でデモンストレーションを実施した。インド海軍ではカタパルトを用いることがない、いわゆるSTOBAR(Short Takeoff but Arrested Recovery)方式の発艦を採用しており、今回のデモンストレーションによって、STOBAR方式とスーパーホーネットは”相性が良い”との結果が得ることに成功したという。
 ボーイング幹部は今回のデモンストレーション成功について・・・・・。

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※写真=ボーイングと米海軍がスーパーホーネットの「スキージャンプ」からの発艦を実証(提供:ボーイング)