ADO年末年始、旅客数は58.8％減

　AIRDOが1月4日に発表した年末年始期間中（12月25日～1月3日：10日間）の旅客輸送実績によると、期間中の旅客数は58.8％減少した2万8443人だった。提供座席数は11％減少した7万7417席で、利用率は42.8ポイント悪化した36.7％だった。
　新型コロナウイルスの感染者数が、12月に入って急増したことで、AIRDOら航空会社各社が期待していた政府のGoToトラベルキャンペーンが全国的に一斉停止されたことが、需要にブレーキをかけた。
　期間中の北海道着の下り便のピークは12月26日の62％で、12月25日も51.7％を記録。しかしながら、その他の日は23.6％～48.2％と、いずれも50％に届かなかった。一方、北海道発の上り便は23.1％～49.1％の間で推移した。