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2021.01.06

WING

米国務省、エジプト向けLAIRCMなどのFMS承認

政府専用機用、AN/AAQ-33含む見積は2億560万ドル

 米国務省は去る12月29日(米ワシントン現地時間)、エジプト向け大型航空機赤外線対抗システム(LAIRCM)とAN/AAQ-33照準ポッドの有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり総額は2件合計で2億560万ドルになる。国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日、議会に要求承認を通告した。
 今回のFMS内容のうち、LAIRCM関連ではエジプト政府は政府専用機(A340-200型機)用のAN/AAQ24(V)N大型航空機赤外線対抗システム(LAIRCM)1式を購入することを要求している。ちなみに、各LAIRCMシステムは、3基のガーディアンレーザターレットアセンブリ(GLTA)、1基のLAIRCMシステム処理装置の交換(LSPR)、5基のミサイル警告センサー(MWS)、1基の制御表示板交換(CIUR)、1基のスマートカードアセンブリ(SCA)、1基の大容量カード(HCC/ユーザーデータメモリ(UDM)カード)で構成しているとのこと。・・・