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2021.01.07

WING

日鉄ソリューションズ、ドローンで空を情報伝達媒体に

プロモーションや災害時避難誘導など活用視野に

 日鉄ソリューションズは、飛行ドローンに様々な旗を曳航させることで、広大な空というフィールドを視覚的な情報伝達媒体とする実証実験を実施した。イベントなどのプロモーション利用のみならず、人や車が立ち入りにくい場所で災害時の避難誘導など、将来的な活用が可能となるとみている。実証実験は昨年11月~12月にかけて、東京都内、福島県、そして静岡県で行った。
 日鉄ソリューションズは今回の実証実験の目的について、空という空間の可能性を最大限に活かし、不特定多数の人に対して、視覚的に情報を発信するドローンソリューションの実現可能性の検証だとしている。
 このソリューションが将来的に実用化されれば、サイレンやスマートフォンなどによるアラートだけではなく、ドローンによる視覚的にもインパクトの大きい手法による災害時の広域周知の実現や、エンターテインメントやプロモーションにおける表現の可能性が広がることが期待できるとした。・・・

 

※写真=飛行ドローンに旗を曳航させて情報伝達媒体に。東京スカイツリーを背景に飛行(提供:日鉄ソリューションズ)

※写真=富士山をバックに。ドローンに旗を曳航させることで様々な情報伝達媒体として活用することができる可能性を検証した(提供:日鉄ソリューションズ)