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F-35、3社共同でICNIとEW/CMシステムを統合
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生産ロット17より搭載開始を予定
ノースロップ・グラマンは1月12日(米ボルチモア現地時間)、ロッキード・マーティンからF-35戦闘機を保護する新機能を実現するための契約を受注したと発表した。
この契約では、ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマン、BAEシステムズの3社の共同作業により、ノースロップ・グラマン製のAN/ASQ-242統合通信、航法、識別(ICNI)システムとBAEシステムズ製のAN/ASQ-239電子戦/妨害(EW/CM)システムを統合。完全に統合されたEWシステムによって最適な運用有用性を実現し、パイロットの状況認識能力を高め、脅威から回避、交戦、撃破を助けるという。
ノースロップ・グラマンは、この新機能コンポーネントは2025年のF-35生産ロット17から搭載し、電子機器およびソフトウェアアップグレードを予定しているとのこと。
※写真=ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマン、BAEシステムズの3社は、AN/ASQ-242とAN/ASQ-239を統合した新たなコンポーネントを共同開発する(提供:ノースロップ・グラマン)