アスクル、スイスポートから計55名出向受け入れ

コロナで空港ハンドリング打撃、庫内業務に従事へ

　アスクルの完全子会社であるアスクルロジストが、成田・羽田・中部・関西・福岡・那覇の国内6空港で空港ハンドリング業務を展開しているスイスポートジャパンからの出向を受け入れることを決定した。今月1月から出向のかたちで段階的に受け入れをスタートするとし、受け入れ総人数は55名に達する予定だ。受け入れ期間は約半年間を予定している。
　新型コロナウイルス感染拡大でエアラインのみならず、空港も厳しい。旅客が激減しているなか、空港ハンドリング業務を担う企業も大打撃を被っており、そうしたなかでアスクルロジストがスイスポートジャパンに救いの手を差し伸べたかたちだ。
　アスクルロジストはアスクルが展開するEC事業の商品出荷・配送業務を担っており、その主要拠点となっているのは全国11カ所の物流センターだ。そのうち今回、・・・