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2021.01.15

WING

ノースロップ、ポーランド向けIBCS EOSの生産開始

 ノースロップ・グラマンは1月14日(米ハンツビル現地時間)、ポーランド向け統合防空戦闘指揮システム(IBCS)交戦運用センター(EOC)の生産を開始したと発表した。ポーランドはミサイル防空プログラム「WISLA(※Lは\が入る)」において、IBCSを採用しており、EOCと統合火器管制ネットワークリレー(IFCN)を含むIBCSを4個射撃ユニット、有償軍事援助(FMS)で導入することになっている。
 アラバマ州ハンツビルの製造施設にはIBCS EOS用のシェルター6基が到着しており、ハードウェアを設置作業に入っているという。設置が完了したIBCS EOSは、IBCSの戦闘管理ソフトウェアと統合し、米国政府の受入れ試験を受けて、「WISLA」FMSの一環としてポーランド政府に引き渡されるとのこと。

 

※写真=アラバマ州ハンツビルの製造施設に届いたIBCS EOS用のシェルター(提供:ノースロップ・グラマン)