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2021.01.15

WING

海自P-1、「シードラゴン2021」演習でグアムへ

米海軍原潜「シカゴ」を標的に対潜戦訓練

 海上幕僚監部は1月14日、米海軍が主催する固定翼哨戒機の多国間共同演習「シードラゴン2021」に、海上自衛隊P-1哨戒機を派遣すると発表した。
 今回派遣するのは、海自第1航空隊第12飛行隊(鹿屋基地)所属のP-1哨戒機2機と指揮官の岡崎真吾2等海佐以下40名の人員で、1月14日から1月28日までの間、グアム島周辺海空域を使用して対潜戦訓練(ASW)を行うとのこと。
 米太平洋艦隊は海幕の発表に先立つ1月12日(グアム現地時間)に、「シードラゴン2021」に参加する各国がグアムに集結することを発表している。これによれば、演習には米国からは第5哨戒飛行隊(VP-5)のP-8Aが2機、前述の海自第12飛行隊のP-1が2機参加するほか、オーストラリア空軍、カナダ空軍、インド海軍が参加することになっている。
 演習では、対潜戦訓練を中心に、模擬目標の発見から米海軍ロサンゼルス級原子力潜水艦「シカゴ(SSN-721)」の発見から追跡という最終課題に至るまで、・・・

 

※写真=海上自衛隊は、固定翼哨戒機の多国間共同演習「シードラゴン2021」にP-1哨戒機2機を派遣する(写真はイメージ)