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2021.01.15

WING

NEC、3Dセンサでコンテナ積載容積率を可視化

1台のセンサで効率・低コストに可視化

 NEC通信システムが、3Dセンサを活用してトラックなどのコンテナの荷物積載容積率を可視化する技術を開発することに成功した。航空機や船舶、トラック、倉庫内のコンテナ内部に設置することが可能としており、1台のセンサで効率的にコンテナ内の積載容積率を可視化することができるという。
 物流業界で人手不足が深刻化する一方、EC市場は拡大しており、物流業界は大きな悩みを抱えている。そうしたなかNEC通信システムでは、3Dセンサを活用した空間認識技術により、積載容積率を可視化する技術を開発。トラックなどのコンテナ内の積載容積率を可視化することで、一台ごとの積載率を高め輸送効率の改善に貢献することができるとしている。
 同社によれば、1台のセンサで対象物の3D深度(距離)情報を取得することができ、低コストで積載容積率を可視化する。3Dセンサを活用することで、コンテナ内に十分な明るさがない場合でも、高精度に可視化することができるという。

 

※画像=NEC通信システムは3Dセンサでコンテナ内部を可視化する技術の開発に成功