NTT東日本ら3社、ドローンで合弁会社設立

2月事業開始、国産ドローン開発や運用支援など

　NTT東日本、オプティム、ワールドリンクの3社が、ドローン分野における合弁会社「株式会社NTT e-Drone Technology」（本社:埼玉県朝霞市）を設立する。2月1日から事業開始する予定だ。社長には田辺博氏が就任する。資本金は4億9000万円。
　ドローンの社会実装が急速に進み、ドローンビジネス市場は急速な拡大傾向にあるなか、3社は新会社を設立して持続可能な地域社会づくりや地域経済および産業の活性化に資するドローンの社会実装を推進していく方針だ。
　新会社ではドローンサービス開発のほか、ドローン運用支援事業、ドローンソリューション事業、そしてデータプラットフォーム事業などを展開する。
　このうちドローンサービス開発では、国産ドローン事業を展開する。軽トラ・軽バンに積込可能かつ女性一人でも運搬可能などの日本の利用シーンにフォーカスしたペイロード4kg～8kgの産業用中型機を提供することを目指す。さらに、徹底した軽量化と電力消費効率重視の制御技術による長時間フライトを実現するなど、3社の強みを活かしたドローンサービスを開発する。・・・