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2018.07.25

ウイングトラベル

ジャルパック江利川社長「変革と発展を常にリード」

双方向交流促進に尽力、グローバル人材育成強化

 6月に就任したジャルパックの江利川宗光社長は7月24日に行われた同社の下期商品発表会に出席し、社長就任の抱負を述べた。江利川社長は、旅行業界の動きが目まぐるしく変化する中で「変革と発展を常にリードし成長し続けていく」と強調した。また、「旅行を通じて地方創生と世界との交流に貢献していきたい」と述べ、地方への観光客誘致や海外における双方向交流の促進に注力していく考えを示した。また、社内体制に関しては「生き生きとした職場環境の構築と常にグローバルな視野を持った人材作りに取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
 江利川社長は「1985年に日本航空に入社以来、初めて旅行業界に関わることになった。直近5年間は中国に駐在していたが、中国でも旅行業界を取り巻く急激な変化を感じてきた。日本も例外ではないと考えている。そうした中で、社長就任にあたり、緊張感と期待感という両方の思いがある」と述べた。その上で「ジャルパックはこれまでもこれからも規模の拡大ということを視野に入れることはない。そうした中でJALグループの旅行会社として、変化と発展を常にリードし、成長し続けていく企業でありたい」と語った。
 加えて江利川社長は「中国駐在中は、訪日旅行者が増加していく中で、現地の人々の日本に対する印象の変化を見て、改めて市民と市民の交流は意義深いものであり、旅行業は平和を作る産業であると感じた」というエピソードを披露した上で「世界の交流に貢献する企業でありたい。これを実現する上では双方向交流を活性化することが重要であり望ましい」という持論を展開した。

 

※写真=下期商品を紹介するジャルパックの江利川宗光社長(中央)

 

※写真=国内商品の18年上期見通しと下期計画

 

※写真=国内商品の18年上期見通しと下期計画