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2021.01.20

WING

IATA、エティハド、エミレーツと「トラベルパス」利用で提携

エティハドは3月末までに、エミレーツは4月利用開始

 国際航空運送協会(IATA)とエティハド航空は1月19日(ジュネーブ現地時間)、エティハド航空、エミレーツ航空との間で、両社の旅客に向けて「IATAトラベルパス」の提供を開始することにそれぞれ合意したことを発表した。「IATAトラベルパス」はIATAが開発中のモバイルアプリで、利用者が新型コロナウイルス検査の受検状況やワクチンに関する情報を各国政府の要件に沿って、スマートフォンなどで管理することができる。
 IATA昨年、「IATAトラベルパス」を今年第1四半期(1〜3月)中にiOSおよびアンドロイド版として提供開始することを発表済みだ。今回、IATAとの合意によってエティハド航空は、今年第1四半期中にアブダビ発便の一部のフライトの旅客に提供を開始することを決めた。この試みが成功した場合、エティハド航空のネットワーク上の他の就航都市にも拡大するという。
 一方、エミレーツ航空は本格的な展開を前に、出発前のまずはドバイで出発前のPCR検査検証で利用を開始する。この初期段階の利用は4月に開始する計画だ。エミレーツ航空のドバイ発便搭乗旅客は、・・・・・。

※写真=IATAはエティハド航空、エミレーツ航空との間でIATAトラベルパスの利用開始で合意した。このモバイルアプリは本格的な人の往来再開に向けた鍵となりそうだ(提供:IATA)