記事検索はこちらで→
2021.01.25

WING

日米防衛相会談、オースティン米国防長官と実施

尖閣へ日米安保第5条適用確認、日米同盟の強化で一致

 岸信夫防衛大臣は1月24日、米バイデン新政権で国防長官を務めるロイド・オースティン長官と電話会談を行い、日米ではインド太平洋地域の平和と安定に向けた取組みや、日米同盟の発展について期待感を示した。特に尖閣諸島の問題では、日米安全保障条約第5条が適用されることを改めて確認。尖閣諸島で日本の施政を損なおうとする、いかなる行動にも反対することで一致した。
 岸大臣とオースティン長官は日米同盟について、米国の政権交代後、さらには新型コロナウイルスの感染拡大の中でも、強固な関係を維持し、地域のいかなる事態にも対処するべく準備ができていることを確認した。地域や国際社会の安全保障上の課題に対処するため、さらなる強化に取り組んでいくことを確認した。
 とくに東シナ海・南シナ海問題については、力を背景とした一方的な現状変更の試みに改めて反対の意を示し、地域の航行および上空飛行の自由を含め、法治による自由で開かれた海洋秩序の維持・強化のため、協力の重要性を確認した。
 また日米同盟については、・・・