エアバスヘリ、2020年累計受注数は289機

機体納入数は300機、引き渡しシェアは48％に

　エアバス・ヘリコプターズは1月27日（仏マリニャンヌ現地時間）、2020年の累計受注数が289機（純受注数：268機）だったことを発表した。40カ国・149社（者）の顧客から受注を獲得した。一方、顧客に対する機体引き渡し数は300機だった。
　新型コロナウイルスパンデミックの影響で、固定翼の旅客機分野は甚大な影響を被ることになった。ヘリコプター市場もコロナ影響を受けたかたちだが、それでも固定翼の旅客機市場に比べれば、影響は小幅なものとなっている。エアバス・ヘリコプターズとしても、コロナ禍の厳しい環境下にあったにも係わらず、民間・官公庁市場でそれぞれポジションを強化することに成功したと評価。民間・官公庁の顧客に対する引き渡し数における市場シェアは48％だったことを明らかにした。・・・

※写真＝エアバス・ヘリコプターズはコロナ禍の2020年に289機の受注を獲得。引き渡しシェアは48％だった。写真はH160（提供：エアバス・ヘリコプターズ）