パーソルP＆T、防災科研と災害対応ドローンで協業

防災科研が情報解釈知識体系確立、自治体などに提供

　総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジーと防災科学技術研究所は1月27日、災害対応ドローンソリューション「GEORIS（ジオリス）」のサービス開発に向けて協業を開始したことを発表した。
　災害現場における救助活動では昨今、被災状況の撮影にドローンが活用されるケースが出てきた。しかしながらその情報集約にあたっては、未だに紙の地図の上に敷いた透明シートに情報を書き込むことで災害状況を把握するなど、十分に活かしきれていないことが現状だという。
　そこで防災科学研究所はドローンによる災害状況把握技術の研究開発を続けてきており、パーソルP&Tと協力し、災害状況把握技術の社会実装を進めていく方針だ。
　災害対応ドローンソリューション「GEORIS（ジオリス）」は防災科学技術研究所が災害現場でのドローンの安全運航と取得した情報の解釈のための科学的な知識体系を確立し、パーソルP&Tがそれらを元に、自治体などのユーザーに対してソフトウェア提供と知識教育を行うというサービス。・・・