防衛省20年度第7回補助金関係、約56億円を計上

岩国飛行場関係で補助金最多の山口県、再編関連で

　防衛省はこのほど2020（令和2）年度補助金関係の第7回目をまとめ、合計金額が55億9700万円になると発表した。沖縄県をはじめとした4県に対して18億8500万円を配分するほか、住宅防音の騒音防止対策事業として11億2600万円、防音関連維持費として16億2300万円、放送受信障害に対する民生安定助成事業で9億5700万円などを計上した。
　都道府県へ配分する補助金の件数は6件で、いずれも継続事業を助成する。沖縄県へ3件の配分を行い、そのほかには宮城県、群馬県、山口県へ配分する。件数としては、沖縄県が最も多かったが、金額としては7700万円と最も低かった。金額が最多だったのは山口県で、岩国飛行場関連で13億3900万円を計上した。
　事業別で見れば、一般障害防止のための障害防止対策事業では、宮城県の王城寺原演習場関係で1億8600億円、沖縄県のキャンプ・ハンセン関係で400万円補助する。・・・