マルタのムスカット首相来日、旅行業界と交流

日本人観光客数増加へ活動を一層強化へ

　マルタ共和国のジョセフ・ムスカット首相が来日した。これを受けてマルタ観光局は7月30日に日本の旅行会社や航空会社の関係者を招待し、記念レセプションを開催した。ムスカット首相は、日本からの観光客数が増加していることに対して感謝の意を表明した。その上で「マルタでは、地中海の美しい景色や世界遺産などの観光資源に加え、多彩な文化に触れてもらうことができる。そうした魅力を日本のマーケットにもっと伝えていきたい」と強調した。さらに、若年層の誘致促進に対して、教育旅行の受入に力を入れているとともに、このほどの法改正で語学研修を受けながら、マルタ国内で労働ができるようになった点を紹介。ムスカット首相は「若い人たちの来訪促進だけでなく、マルタの労働人口を増やすことができるという側面がある」という考えを示した。

※写真上＝スピーチを行う、マルタ共和国のジョセフ・ムスカット首相

※写真下＝マルタ観光局のギャビン・グリア本局局長

※写真下＝マルタ観光局の遠藤真吾日本・韓国支局代表

※写真下＝来賓あいさつを行う堀坂明弘日本旅行社長・JATA副会長

※写真下＝ムスカット首相（写真左）から記念品を授与される菊間潤吾ワールド航空サービス会長・JATA副会長（写真右）