日米防衛・外務審議官級協議、海警法に深刻な懸念

岸防相、「強固かつ強靭な日米同盟示す機会」

　岸信夫防衛大臣は3月5日の閣議後会見で、前日にテレビ会議方式で行われた日米防衛・外務当局による審議官級協議に言及し、特に東シナ海・南シナ海の力による一方的な現状変更の試みに対し「改めて強く反対するとともに、中国海警法についても意見交換を行って、深刻な懸念を共有した」と説明した。かねてより、海警法の懸念を国際社会へ訴えていく必要性を指摘してきたところだが、緊密に連携する米国と、様々なレベルで中国・海警法の懸念を共有したことを示した。
　岸大臣は同審議官級協議で、地域の安全保障環境、地域情勢、2国間の防衛協力など意見交換を行ったとして、「自由で開かれたインド太平洋」を維持・強化し、日米同盟の抑止力・対処力を高めていくために「引き続き緊密に連携していくことで一致した」と説明した。
　同協議には・・・・・・・・・・・・。

　那覇基地の泡流出に地元不安「申し訳ない」
　規制の物質含有せず、希釈され安全性問題なし