WING
空港分野の事故・重大インシ、17年度は0件
安全上の支障及ぼす事態は98件発生
航空局は2017年度の空港分野における安全情報の分析・評価結果を公表した。その結果、空港の設置者が管理する施設または運用に起因、もしくは起因して発生した航空機事故・重大インシデントの発生はなかった。その一報で、安全上の支障を及ぼす事態は98件が発生していたことが明らかになった。
安全上の支障を及ぼす事態の内訳をみると、制限区域内において、地上での作業または地上の施設、物件に起因する人の死傷、航空機が損傷した事態は30件発生。なかでも作業員の死傷は11件発生しており、旅客の死傷も1件あった。さらに、航空機が損傷した事例は18件にのぼった。