ウイングトラベル
★準ビジネストラックで国際観光交流の再開を
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JATA経営フォーラム、小規模分散型の実証実験へ準備
JATA経営フォーラムの分科会Cでは、「訪日インバウンド復活へ向けたロードマップ」をテーマに討論されたが、日本旅行業協会(JATA)訪日旅行推進委員会の黒澤信也副委員長(JTBグローバルマーケティング&トラベル社長)は、「国際交流再開のために、ビジネス目的のみならず、レジャー目的の交流についても『準ビジネストラック』と位置付けて、小規模管理型旅行によって出入国を再開していくことが望ましい」として、旅行参加者の行程履歴をしっかり管理把握できるエスコート型の旅行から国際交流を再開させていくことを提案した。
既に昨年11月、JATAとANTA(全国旅行業協会)は連名で政府に対してこうした提案を行っており、昨年12月に政府の観光戦略実行会議から発表された『感染拡大防止と観光需要回復のための施策プラン』には、小規模分散型パッケージツアーの実証実験を行う方針が盛り込まれた。「私どもが提案したいわゆる管理型ツアーとほぼ同じようなものを進めていこうと宣言された。政府の提言として取り入れられたことは非常にありがたい」(黒澤氏)として、提案が認められたことを評価した。
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※写真=「訪日インバウンド復活へ向けたロードマップ」をテーマに討論したJATA経営フォーラムの分科会C
※写真=「訪日インバウンド復活へ向けたロードマップ」をテーマに討論したJATA経営フォーラムの分科会C