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2018.08.02

WING

関西空港でスーツケースのリユースサービスが開始

放置スーツケース対策、1日1-2個が放置、ピーク時は10個も

 関西エアポート、オリックス環境、JALエービシー、そしてコウノイケエアポートサービスが共同で、空港利用者から不要となったスーツケースを無料で引き取る「スーツケースリユースサービス」を開始する。旺盛な需要で関西空港を利用する旅客数が増加する一方、問題となっているのが空港に放置されるスーツケースの増加だ。空港内に放置されるスーツケースは増加傾向にあり、空港警備や保安などの観点からも問題となっていた。このサービスの開始は8月6日から。現在、中部空港でも同様のスーツケースの引きとりサービスが提供されているが、中部空港では有料。無料でのサービス提供は、国内空港で初めて。
 関西エアポートによれば、「現在でも1日あたり平均1〜2個ほどの放置スーツケースが発生している。ピーク時ともなれば、1日10個ほど放置されることもある」とのことだ。こうした放置スーツケースは、壊れてしまったものから、エアラインの重量制限、個数制限などに引っかかることを避けるために、旅客が捨てるケースがあるようだ。