5Gで8K映像をドローンからリアルタイム伝送に成功

シャープとドコモ連携、被災状況の広範囲リアルタイム把握に

　シャープとNTTドコモが連携して、災害時の広域監視利用を想定した5Gによる8K高精細映像のリアルタイム伝送の実証実験に成功した。ドローンに搭載した8Kカメラで撮影した地上映像を、60メートル上空から5Gを介して8K対応テレビにリアルタイムで配信した。
　実証実験は今年3月8日～10日、そして12日の延べ4日間に亘って実施され、神奈川県横須賀市の「横須賀市ドローンフィールド」で実施。映像配信に次世代技術のSRT（Secure Reliable Transport）を用いることで、途切れることのなく安定した映像を表示することに成功したという。
　さらに地上に置いた・・・

※写真＝シャープとドコモが連携して5Gを使って8K映像のリアルタイム伝送に成功。ドローンを使い広範囲映像をリアルタイムで配信することができる（提供：シャープ）