ウイングトラベル
★今後数年の海外旅行意欲「積極派」僅差で多く
JTB総研、行きたい目的地1位ハワイ、2位台湾
JTB総合研究所は、「コロナ禍におけるこれからの日本人の海外旅行意識調査」の結果をまとめたが、今後数年間の海外旅行の意欲を聞いたところ、海外旅行に行く頻度や回数を増やしたいなどと回答した「積極派」は24.4%、頻度や回数を減らしたいなどとした「消極派」は23.2%となり、「積極派」が僅差で多いことがわかった。ただ、年代別で様相は異なり、女性の15〜29歳では積極派が40.7%を占めた反面、60歳以上では男女ともに消極派が4割を占めており、シニア世代の海外旅行離れが懸念され、コロナ禍をきっかけに世代交代が進む可能性も出ている。また、観光目的の海外旅行再開後に行きたいデスティネーションについて聞いたところ、1位ハワイ、2位台湾、3位米国本土、4位はオーストラリア・ニュージーランドと韓国が同率4位との結果となった。
若い世代ほど積極派多く、15ー29歳女性40.7%
60歳以上女性は消極派42%、コロナで世代交代も
海外旅行が再開されれば行きたい人は4割
若年男性ほど積極的、女性は30代の意欲高く
海外旅行再開のきっかけ、1位は「治療薬」
ワクチン接種、隔離措置の解除も上位占める
人気旅行先はハワイ、台湾、米国、豪NZ、韓国
ハワイは男女共、台湾は男性、韓国は女性人気
海外すぐ行きたい人「隔離旅行」過半数が容認
個人旅行の希望多く「管理型旅行」中身大事に
※写真=今後の数年間の海外旅行への意識(JTB総研調査より、以下同)